Kyvol e20【ロボット掃除機】のレビュー【口コミはホント?】

2021年5月17日

  • ロボット掃除機が欲しいけど、アイロボットやルンバは高価で買えない…
  • Amazonや楽天市場では、どこの国のメーカーかわからないロボット掃除機が販売されているけど、安さにつられて購入したあと「動かない!」なんてことになったらどうしよう…

そんな不安や悩みを持っていた私は、Amazonや楽天市場などのECサイトで、やたらと高評価がついている【Kyvol】というメーカーのロボット掃除機を発見しました。

「【Kyvol】って、読み方すらわからないけど、どこの国のメーカー?

「e20とe30って種類があるけど、比較するとどう違うの?」

「やたらと高評価だけど、ひょっとしてサクラレビュー?」

一抹の不安を抱えつつも、安さに惹かれ(!)購入しました!

実際に半年以上使ったレビューを、正直にご紹介していきます。

Kyvol e20 ロボット掃除機商品詳細

Kyvol e20
型番Cybovac E20
製品サイズ325 × 324 × 72㎜
重量2.7kg
消費電力28W
電源入力DC 19V 0.6A
バッテリー容量3200mAh
ダストボックス容量600ml
充電時間6~6.5 時間
吸引力3段階調節
レベル1: 600Pa
レベル2: 1000Pa
レベル 3: 2500Pa
連続運転時間150分間
(完全充電ののち、AUTOモード固い床を最小限の力で作動させた場合)
付属品電源アダプタ(充電台用)×1
充電台×1
リモコン×1
リモコン用単4形電池×2
清掃ツール×1
サイドブラシ×4
HEPA式用フィルターセット×1
磁気ストライプ(6.6フィート/2m)×1
3M製テープ×12
説明書×1
Kyvolアプリご利用ガイド×1
クイックガイド×1

Kyvolはどこの国のメーカー?

Kyvolというメーカーですが、公式サイトの連絡先を見ると、国際番号が【+86】となっていたので、中国のメーカーだと思われます。

しかし、公式サイトや説明書、専用アプリなどは全て【日本語対応】です。

説明書の表記に一部、不自然な日本語も見られますが、特に不便を感じることはありません。

Kyvol e20を購入してから半年経過していますが、不具合が発生しておらず、ユーザーサポートを利用していないので、故障や不具合時の対応についてはわかりかねます。

Kyvolの読み方は?

Kyvol e20

公式サイトには、フリガナが表示されていないので、正しい読み方はわかりません。

個人的に勝手に「キーボル」と読んでいます。

Kyvol e20の特徴と実際に使った感想

吸引力は3段階調節可能【実際の稼働時間は?】

Kyvol e20

Kyvol e20の吸引力は、3段階調節が可能です。

最大吸引力は2500Paとのことですが、常に吸引力を最大にしていると充電が早く切れます。

私の部屋の大部分はフローリングなので、3段階のうち最も吸引力が低いレベル1の【600Pa】でお掃除しています。

畳や毛足の短いカーペットの人はレベル2の【1000Pa】、毛足の長いじゅうたん敷きの人はレベル3の【2500Pa】に設定すると、しっかりとお掃除してくれると思います。

公式サイトでは、レベル1の吸引力で固い床を稼働させた際、連続稼働時間の目安が150分とされています。

自宅のフローリング80%、毛足の短いカーペット20%を【吸引力レベル1】で稼働させた場合、実際は120分弱ぐらいといった感じです。

そして気になるお掃除の具合は…

かなり細かいチリや埃まで、しっかりと吸い込んでくれます!

お掃除が終わったあとの、ダストボックスを見てびっくり!!

食べ物のカスからフワフワの埃まで、たくさん吸い込んでくれました!

私の掃除機のかけ方が、いかにいい加減だったかを痛感しましたwww

3つの清掃モードとブラシでお掃除の仕方が選べる

Kyvol e20

Kyvol e20は

  • 通常の掃除をする「AUTOモード」
  • 特に汚れた場所を掃除する「スポットモード」
  • 部屋の隅や角を掃除する「エッジモード」

の3種類の清掃モードがあります。

さらに、2つのサイドブラシと1つのメインブラシで、部屋の隅や角のゴミや埃も逃しません。

清掃モードの感想は、「スポットモード」「エッジモード」は、ほとんど使っていません…

その理由は以下の2つ。↓ ↓

  • 「AUTOモード」にしておくだけで、部屋の隅や角のゴミや埃をしっかりと吸い込んでくれる。
    「エッジモード」は使わない
  • 特に汚れた場所に使いたいときは、結局普通の掃除機で吸い取った方が綺麗になる。
    →なぜなら、ロボット掃除機のブラシが、ゴミを余計に散らかしてしまう
    →さらに、ピンポイントにロボット掃除機を操作することが難しい
    →結果、「スポットモード」は使わない

購入して半年間、ほぼ「AUTOモード」のみの使用です。

だって、自動で掃除してほしいから買ったんだもの…

高性能フィルターで排出する空気もクリーンに

Kyvol e20

Kyvol e20のダストボックスは、2層フィルターのほかにもHEPAフィルターを搭載しています。

HEPAフィルターとは?

  • 「定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と規定されている
  • JIS Z 8122認定

実際にKyvol e20を稼働させていても、昔の掃除機にありがちな嫌なニオイはしません。

赤ちゃんやペットがいるご家庭でも、安心して使えると思います♪

侵入禁止エリアは磁気テープでバリア!!安心お掃除♪

磁気テープを使えば侵入禁止エリアを避けることができるので、階段からの落下防止、ペットのベッドなども安心です。

実際に試してみましたが、きちんと手前で回避してくれます。

Wi-Fiに接続してAlexa、Googleアシスタントと連携可能

Kyvol e20

Kyvol e20の専用アプリを使い、Wi-Fiと接続すればAlexaやGoogleアシスタントと連携することができます。

「Alexa、掃除して」と一声かければ、ハンズフリーでお掃除を始められます。

ちなみに、一生懸命お掃除してくれるKyvol e20に対して、なんともかわいらしさを感じてしまった私。

専用アプリからKyvol e20に名前をつけることができるのです!!

ぜひ、あなたのお気に入りのお名前をつけてみてください。

例えば、「キーボルちゃん」とネーミングした場合、AlexaやGoogleアシスタント搭載のスピーカーが「はい、キーボルちゃんをスタートさせます」と回答してくれます。

名前をつけると愛着が沸くとはよく言ったものですね…

Kyvol e20のココが良かった!

薄さ7㎝なので掃除しにくい場所も綺麗になった

Kyvol e20

他のロボット掃除機に比べ厚さが7㎝と薄めなので、ソファやラックの下など、手や掃除機のヘッドが届かない部分もお掃除してくれます。

初めてKyvol e20を稼働させたときは、信じられないほどの埃を吸い取り、一気にダストボックスが満タンに…

ソファの下から埃だらけになったKyvol e20が出てきたときは、自分のズボラさに反省すると共に、ロボット掃除機に対して申し訳ない気持ちを感じてしまいました笑

ダストボックスが水洗いできる

Kyvol e20

Kyvol e20のダストボックスは水洗いが可能です。

水洗いできることで、微粒子レベルの埃やチリも洗い流してくれるので、フィルターの目詰まりを防ぐことができます。

掃除機のフィルターは、ブラシでは取り切れないほどの微小なチリが日々詰まっていき、吸引力が弱まっていくこともありますよね…

どんなにフィルターを掃除しても、すぐにフィルターサインが点灯しまったり…

水洗いしてしっかりと乾かせば、つねに新品同様のフィルターで吸引力が変わらない点が良いと感じました。

希少なGoogleアシスタント対応

ロボット掃除機の種類はたくさんありますが、その多くがAlexa対応であり、Alexaを持っていない私は、その恩恵を受けることができず…

しかし、Kyvol e20はAlexaのほかにも、Googleアシスタントにも対応しています。

Google Homeユーザーの私としては、「Ok,Google。掃除して」「Ok,Google。充電して」と声をかけるだけで稼働させることができるので、作業の手を止める必要もありません。

ロボット掃除機には珍しくGoogleアシスタント対応である点が良いと感じました。

Kyvol e20のココが良くなかった…

物に衝突しまくる

口コミにも多かったのですが、かなり家具や足にガンガンぶつかってきます笑

公式サイトには、障害物検知機能が搭載されていると記載されていますが、検知しないときがありますね…

物の高さや表面温度などに関わらず、衝突するときは何度でもぶつかってきます

小さなお子さまやペットは怖がってしまうこと、傷つけたくない家具や揺れを感知して停止してしまう家電製品には、じゅうぶんに気を付けましょう!

e30との比較点!e20にマッピング機能はナシ!

同じKyvolのシリーズで比較したのが、ワンランク上のe30です。

e30とe20の違いは様々ですが、主に違う点のは以下の2点だと感じました。

  • マッピング機能
  • 最大吸引力:e30は最大吸引力が2800Pa

この中で私が「e30にしとけばよかった…」と感じたのが【マッピング機能】です。

マッピング機能があると無いとでは、効率に大きな差が出るように感じます。

というのも、e20はマッピング機能が搭載されていないため、何度も同じ場所をくるくると回っているときがあります。

ロボット相手ではありますが、思わず心の中で「もうそこ綺麗になったから、他の場所をお願いします…」と呟いている自分がいます。

限られたバッテリー内で効率よく稼働させるためには、マッピング機能が欲しいと感じました。

じゃあ、マッピング機能つきがいい!」というアナタにはコチラがおすすめです!!

↓ ↓ ↓

【まとめ】

Kyvol e20

今回はKyvol e20のレビューを「良かった」「良くなかった」に分けてご紹介しました。

ロボット掃除機としては低価格帯の商品なので、商品が届くまでは正直不安でした。

やたら評価が高く、レビュー数が多いのも気になる…

粗悪品だったら返品するゾぐらいの気持ちでしたが、商品が届いて実際に使用してみると、レビューが高評価であることにも、まあまあ納得です。

低価格にも関わらず、掃除機の届かないようなお部屋の隅々までキレイにお掃除してくれます。

Kyvol e20

AlexaやGoogleアシスタントと連携させることで、スマホやリモコンを持たずとも稼働させることができ、個人的にはGoogleアシスタントが使えることが大きなメリットです。

各ECサイトでKyvol e20が販売されていますが、買って失敗したとは一切感じていません

むしろ、「もっと早く買っておけばよかったーーー!」と思うほどです。

日本語の説明書もあり、消耗品(ブラシやフィルターなど)だけの購入も可能なので、低価格なだけに良い買い物ができたと感じています。

お掃除が断然楽になり、常にキレイに保たれている部屋で過ごすのは、やはり気持ちがいいですね!