切り花を長持ちさせる方法【おすすめの延命剤をご紹介】
この時期、卒業、転勤、退社などで、花束をプレゼントしてもらう機会が多いのではないでしょうか?
プレゼントしてくれた人の思いのこもった花なので、少しでも長持ちさせて、たくさん眺めていたいですよね。
今回は、花をきれいに長持ちさせる方法をご紹介いたします。
花を持ち帰ったら?
花束のラッピングをほどく
ラッピングされている状態を保ちたいところですが、長持ちさせるために、早めに花瓶に移しましょう。
茎の切り口部分の保水ペーパーや保水ゼリーが入った袋を取り外す
花がばらけて形が崩れてしまうのを防ぐために、輪ゴムで留めておきましょう。
保水ゼリーが茎に付着している場合は洗い流す
茎と茎の間にもゼリーが入り込んでいることもあるので、よく洗い流しましょう。
茎を1~2cmほど切り戻す
切り戻すとは、伸びすぎた茎を切り取り、蕪を短くして形を整えることをいいます。
切り戻し作業によって、切り口の断面からの水の吸い上げが、各段によくなります。
この作業は、できれば花瓶の水を変えるたび行うことがベストです。
花瓶を洗う
食器用洗剤を使ってしっかりと洗いましょう。
こうすることで、水中のバクテリアの発生を抑えます。
切り花を長持ちさせるコツ
花瓶の水の量は1/3強
花瓶に入れる水の量は、花瓶の1/3強ほどを目安にします。
水を入れすぎと、茎が水に浸かる部分が多すぎるため、雑菌が繁殖しやすくなります。
また少なすぎると、花が水を吸い上げにくくなります。
鮮度保持剤や切花延命剤を利用する
最近は花束と一緒に、花の鮮度を保つ鮮度保持剤がつけられています。
この鮮度保持剤は、花瓶の水に混ぜて使います。
鮮度保持剤・切花延命剤のメリット
バクテリアの発生を抑える
鮮度保持剤には、抗菌剤や殺菌剤が含まれています。
この作用が水の腐敗やバクテリアなどの繁殖を抑えるので、水を替える頻度が少なくて済みます。
花の色つやが長持ちする
鮮度保持剤にはグルコースやサッカロースなどの炭水化物が入っています。
この作用により、花の鮮やかな色や香りを長持ちさせることができます。
オススメの鮮度保持剤・切花延命剤
住友化学園芸 切花活力剤 花工場切花ロングライフ液 480ml
薄めて使うタイプです。
トレハロースを配合しており、花の鮮度を長持ちさせることができるという口コミが多く、とても人気です。
水が減った場合は水を加えるだけで、効果が持続するのでお手入れ楽チンです。
ハイポネックス原液 800ml
薄めて使うタイプです。
植物に必要な15種類の栄養素をバランス良く配合されています。
野菜を育てるときにも使えます。
キープフラワー 500ml
薄めて使うタイプです。
1970年代に発売されて以来の、ロングセラー商品です。
花が長持ちするという口コミが多く、コスパの良さも人気の秘訣です。
まとめ
花束をプレゼントするとき、送る人は「何色系の花束がいいかな」「メッセージカードは何て書こう」と、思いを込めて選んでプレゼントしてくれます。
花束をプレゼントされるとき、もらう人もプレゼントする人も、自然と笑顔がこぼれます。
プレゼントしてくれた人の思いがこもった花束です。
新しい環境へ向かうあなたを、いつまでも励ましてくれることと思います。
ぜひ長持ちさせ、長い時間を共に過ごせるようにしましょう。
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