切り花を長持ちさせる方法【おすすめの延命剤をご紹介】

2021年4月28日

この時期、卒業、転勤、退社などで、花束をプレゼントしてもらう機会が多いのではないでしょうか?

プレゼントしてくれた人の思いのこもった花なので、少しでも長持ちさせて、たくさん眺めていたいですよね。

今回は、花をきれいに長持ちさせる方法をご紹介いたします。

花を持ち帰ったら?

花束のラッピングをほどく

ラッピングされている状態を保ちたいところですが、長持ちさせるために、早めに花瓶に移しましょう。

茎の切り口部分の保水ペーパーや保水ゼリーが入った袋を取り外す

花がばらけて形が崩れてしまうのを防ぐために、輪ゴムで留めておきましょう。

保水ゼリーが茎に付着している場合は洗い流す

茎と茎の間にもゼリーが入り込んでいることもあるので、よく洗い流しましょう。

茎を1~2cmほど切り戻す

切り戻すとは、伸びすぎた茎を切り取り、蕪を短くして形を整えることをいいます。

切り戻し作業によって、切り口の断面からの水の吸い上げが、各段によくなります。

この作業は、できれば花瓶の水を変えるたび行うことがベストです。

花瓶を洗う

食器用洗剤を使ってしっかりと洗いましょう。
こうすることで、水中のバクテリアの発生を抑えます。

切り花を長持ちさせるコツ

花瓶の水の量は1/3強

花瓶に入れる水の量は、花瓶の1/3強ほどを目安にします。

水を入れすぎと、茎が水に浸かる部分が多すぎるため、雑菌が繁殖しやすくなります。

また少なすぎると、花が水を吸い上げにくくなります。

鮮度保持剤や切花延命剤を利用する

最近は花束と一緒に、花の鮮度を保つ鮮度保持剤がつけられています。

この鮮度保持剤は、花瓶の水に混ぜて使います。

鮮度保持剤・切花延命剤のメリット

バクテリアの発生を抑える

鮮度保持剤には、抗菌剤や殺菌剤が含まれています。

この作用が水の腐敗やバクテリアなどの繁殖を抑えるので、水を替える頻度が少なくて済みます。

花の色つやが長持ちする

鮮度保持剤にはグルコースやサッカロースなどの炭水化物が入っています。

この作用により、花の鮮やかな色や香りを長持ちさせることができます。

オススメの鮮度保持剤・切花延命剤

住友化学園芸 切花活力剤 花工場切花ロングライフ液 480ml

薄めて使うタイプです。

トレハロースを配合しており、花の鮮度を長持ちさせることができるという口コミが多く、とても人気です。

水が減った場合は水を加えるだけで、効果が持続するのでお手入れ楽チンです。

ハイポネックス原液 800ml

薄めて使うタイプです。

植物に必要な15種類の栄養素をバランス良く配合されています。

野菜を育てるときにも使えます。

キープフラワー 500ml

薄めて使うタイプです。

1970年代に発売されて以来の、ロングセラー商品です。

花が長持ちするという口コミが多く、コスパの良さも人気の秘訣です。

まとめ

花束をプレゼントするとき、送る人は「何色系の花束がいいかな」「メッセージカードは何て書こう」と、思いを込めて選んでプレゼントしてくれます。

花束をプレゼントされるとき、もらう人もプレゼントする人も、自然と笑顔がこぼれます。

プレゼントしてくれた人の思いがこもった花束です。

新しい環境へ向かうあなたを、いつまでも励ましてくれることと思います。

ぜひ長持ちさせ、長い時間を共に過ごせるようにしましょう。