ZOOM R8のレビュー【1台でオケ作りOK!コスパ抜群】
今回は ZOOM R8のレビューです。
実際に使った感想をあげてみました。
ぜひご購入の参考にしてください!
- ZOOM R8でできること
- 実際に使って良かったところ
- 実際に使って良くなかったところ
- まとめ(特に良かったところ)
- 追記
ZOOM R8でできること
録音機能
- 最大2トラック同時録音、8トラック同時再生で重ね録りできる
- 直前に行った録音をやり直すUNDO/REDO機能
- 隣り合った2つのトラックを、1つにまとめてステレオトラックとして扱うことができる
- 一部分のみを録音し直すパンチイン/パンチアウト機能
- 複数のトラックを1~2トラックにまとめるバウンス機能
4人編成のバンドやオケ作成なら、十分すぎる録音機能だと思います!
ミキシング
- 音量、イコライザー、PANの設定
- センドリターンエフェクト、インサートエフェクト、マスタリングエフェクトをかけることができる
- マスタートラックへのミックスダウン
リズム機能
- ドラム音源が内蔵されているので、パッドを叩いて実際にリズムが作れる
- 打ち込みしていく感覚で8beat、フィルインなどのオリジナルパターン作成ができる
- ドラムキットは10種類
サンプラー機能
- バッキングやリズムなどの伴奏をループさせるループトラックを作り、サンプラー機能、トラックシーケンサー機能を使い、シーケンスプレイで重ね録りできる。
- フェードイン・フェードアウト機能
エフェクト
- ギター系
→クリーン系、クランチ系、オーバードライブの歪系 - ギター・ベース
→Aco/Bassなどシミュレーション系 - ベース
→BASSMANやHARTKEなど10種類 - ボーカル
→マイク録音用、2chが完全に独立したマイク用 - シンセサイザー
- 最終のステレオミックス信号を加工する用
EFFECTS | |
---|---|
アルゴリズム: | 8 (CLEAN、DISTORTION、ACO/BASS SIM、BASS、MIC、DUAL MIC、STEREO、MASTERING) |
パッチ: | インサート:310、センドリターン:60 |
モジュール: | インサート:7、センドリターン:2 |
プロジェクト/オーディオファイルをSDカードやPCに保存
- DAWなどで編集することが可能
チューナー内蔵
TUNER | |
---|---|
タイプ: | クロマチック、ギター、ベース、オープンA/D/E/G、Dモーダル |
Cubase LEダウンロードライセンス無償バンドル
- PCとZOOM R8をつなげてオーディオインターフェース/コントロールサーフェスとして使える
実際に使って良かったところ
メトロノーム(クリック)機能
メトロノーム(クリック)の出力を切り替えることができます。
- 「OUTPUT」+「PHONES」か「PHONES ONLY」の切り替えができる
- 「Off」「Play Only」「Play & Rec」「Rec Only」が選べる
オーディオインターフェースを買わなくて良い
DAWとつないで使うときにZOOM R8をオーディオインターフェースにして、エフェクトもかけてしまうと、PC側の負担が少ないです。
エフェクターを買わなくてよい
使いきれないほどの数のエフェクトが内蔵されています。
また、高品質ではないですが、本体にマイクが内蔵されているので、ボーカル用のエフェクトをかけて仮歌を録るなら十分だと思います。
PCに負荷がかからない
ZOOM R8でレコーディングすれば、PC無しで曲が完成します。
エフェクトやミキシングもZOOM R8でできるので、PCにつないでも負荷がかかりません。
しかし、DAWで編集するならそれなりのスペックのPCは必要です。
どこでも録音できる
AC電源でも、USBでも、なんと「単三電池」でも使えるので、場所を問わず録音やミックスダウンができます。
海、山、キャンプ…もうどこでもOKです。
ドラム音源の音質が良い
ドラムキットの音は全部で10種類‼
- BASIC
- STUDIO
- LIVE
- ROCK
- POP
- FUNK
- JAZZ
- ACOUSTIC
- TECHO
- URBAN
本格的なレコーディングはもちろん、バンドメンバーにオケを聞かせるときに、世界観を伝えやすいと思います。
ドラムの音質で結構曲の世界観が変わると思うので…
実際に使って良くなかったところ
ない!!
と言えるほど気に入っていますが、1つあげるとすれば
ドラムキットにオーケストラがない
ですね…
ZOOM R8では需要が少ないのかもしれませんが、オーケストラで使うスネアやカスタネット、タンバリンなどのドラムキットが欲しかったです。
他のレビュー
「同期モノラル2回線+クリックが出せるので、トラック1にSynをPANをLに、トラック2にChoをPANをRに設定してPAさんに渡すと、シンセとハモリがちょうどいいバランスで調整して貰えるので簡単にいいライブが出来ます。
サウンドハウス レビューより引用
サウンド面では一例として、プリセットドラムを聞いてみましたが、かなりのハイクオリティに聞こえます。
amazonレビューより引用
また、ギターの音はナチュラルでクリーンから歪まで、高品位に聞こえます。
録音では、ファンタム電源も付いており、コンデンサマイクなどで、音楽業界標準のWAVで高いクオリティで録音できます。
もちろん、本機のみでミックスやマスタリングもできます。
等々、私はこの一台で、ZOOMのファンになってしまいました。
レビューまとめ:ZOOM R8は買い!
ズバリ
多機能すぎて、まだ使い切れていません!!
というほど、たくさんの機能がついています!!
これが2万円弱とは、コスパ良すぎです。
最後に、ZOOM R8の特に良いところをまとめます。
- お値段以上の機能がついていてコスパ抜群
→Cubase LE、オーディオインターフェース、エフェクター等々… - どこでも録音できる
- サンプラーやシーケンサー機能で、デモ音源やライブのオケが作れる
- PCなしでも1台でバンド録音からミックスダウンまで完結
- オケを作ってライブで流せば1人でもライブができる
ZOOM R8を使いこなして、新しく見つけた良いところがあったら、またレビュー記事追加しますね♪
新型コロナウイルスの影響で、練習スタジオやライブハウスが使用できず、宅録をする人がとても増えています。
録音、または作成した音楽データを、バンドメンバーと共有したり、SNS上で公開する人が多く、MTRの売れ行きが好調のようです!!
2020.5.15 現在、amazonで1番お得な ¥18,677 のZOOM R8が残り5台に…
やはりコロナウイルスの影響で売れているのですね…
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