BTOパソコンとは?選び方やカスタマイズ方法、メリット・デメリットについてご紹介

2021年2月8日

パソコン computer キーボード ガジェット

みなさんはBTOパソコンをご存知ですか?

BTOパソコンなら、家電量販店で販売されているパソコンよりも安くて高性能なパソコンを買うことができちゃいます!!

パソコンは、決して安い買い物ではありません。
なるべく安く抑えたい、しかし直ぐに固まってしまうような低スペックパソコンは使いたくない…

この記事を読んで、少しパソコンの知識をつけるだけで、BTOパソコンを知らない人と比較すると、今後の購入コストに大きく差が出ます‼

また、パソコンについて、人より知識が増え、周囲からはデキる人認定間違いなしです!!

BTOパソコンとは

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BTOとは、Build To Orderの略です。

家電量販店やパソコンショップなどで、売られているメーカーのパソコン(SONYやFUJITSUなど)とは違って、購入者から注文を受けてから、パソコンを組み立て販売する、受注生産によるパソコンのことをいいます。

CPUやメモリ、記憶媒体であるHDDやSSDを、自由に組み合わせることができ、予算に合わせた自分だけのパソコンを選べることが魅力です。

メーカーパソコンとの違い

カスタマイズ

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BTOパソコンと家電量販店で販売されているメーカーパソコンとの、一番の大きな違いは、「カスタマイズの範囲」の違いです。

メーカーパソコンで選べる範囲は、メモリやHDDなどのストレージ、カラー程度です。

しかし、BTOパソコンでは、CPUやOS、電源ユニットや光学式ドライブまで、細かいカスタマイズが可能です。

BTOパソコンのメリット

安い

同じスペックで比較した場合、BTOパソコンの方が安く抑えられます。

その理由は、簡単に言えば、「余計なものがついていない」点にあります。

メーカーパソコンを起動したら、ディスプレイ上にズラリと色々なソフトが表示されますよね?
あのソフトの中で果たして本当に使うソフトはいくつあるのでしょうか?
使ったとしても、お試し版だけで、本格的に使おうと思うとお金がかかることも…
この余計なソフトのおかげで、価格が上がってしまうのです。

BTOパソコンなら、最小限のソフトしか入っておらず、その分価格が安くなります。

カスタマイズ性

motherboard  マザーボード メモリ

BTOパソコンの1番の特性とも言えるカスタマイズの自由度。

自分に合った機能を選び、そのスペックの程度までも選択できるのです。

ゲームを楽しむ、またはゲームを作る人であれば、グラフィックボードが必要になります。
また、途中で更に高性能なグラフィックボードの変更することも可能です。

高性能さを追及される傾向にあるBTOパソコンですが、裏を返せば、パソコンのライトユーザーは、低スペックで最低限の機能だけを選択すれば、国内メーカーPCよりも、もっと低価格で購入することができます。

オフィスや自宅で使用するPCはとことん高性能に、文章入力やHP閲覧程度で使用するPCはとことん低価格で、と使いわけることも可能です。

BTOパソコンのデメリット

デザインがダサい

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国内メーカーのパソコンは、どれもスタイリッシュで、所持しているだけで、どことなく「デキるビジネスパーソン」感が漂うほどの高いデザイン性を誇っています。

しかし、BTOパソコンの多くは基本的に黒プラスティックケースです。

実はこのケースも、クリアケースやホワイトカラーなどにカスタマイズすることが可能です。
メーカーのロゴ無しというカスタマイズも可能です。

出荷までに日数がかかる

既出の通り、BTOパソコンは受注生産のため、注文を受けてから、パーツを組み立て、検査して、梱包・出荷するので、商品到着までに2週間ほどは時間がかかります。

しかし、最近は「翌営業日出荷」「翌日出荷」を行ってくれるBTOパソコンメーカーも増えており、急ぎでBTOパソコンがほしい方には、非常にありがたいサービスです。

注意が必要なのは、「翌営業日出荷」や「翌日出荷」には、サービス料金が発生したり、対象のパソコンが限られている点です。

余分なサービス料金がかかったり、カスタマイズの幅が狭くなってしまうことは、BTOパソコンのメリットを生かせないので、購入の際は、日程に余裕を持って検討しましょう。

実物を見て購入できない

オンラインショッピング キーボード eコマースBTOパソコンの多くはインターネットでの注文になります。
家電量販店のように、実物を見て大きさや重さ、質感などを実際に見ることはできません。
しかし、HPには大きさや重さ、画像が詳細に記載されているので、それほど問題ではありませんが、どうしても実物を見たいのであれば、実店舗を持つBTOパソコンメーカーをおススメします。
店舗であれば、スタッフの方と相談しながら、購入することもできるので、パソコンにあまり詳しくない方でも安心ですね。

BTOパソコンの多くはインターネットでの注文になります。

家電量販店のように、実物を見て大きさや重さ、質感などを実際に見ることはできません。

しかし、HPには大きさや重さ、画像が詳細に記載されているので、それほど問題ではありませんが、どうしても実物を見たいのであれば、実店舗を持つBTOパソコンメーカーをおススメします。

店舗であれば、スタッフの方と相談しながら、購入することもできるので、パソコンにあまり詳しくない方でも安心ですね。

BTOパソコンを選ぶポイント

ノートパソコンかデスクトップパソコンか

まずは、これを決めます。

というか、パソコンが欲しいと思った時点で、この二択だけは、明確であると思います。

ノートパソコンかデスクトップパソコンかの選定基準は、もちろん持ち運びができることです。

もし、パソコンを使用する場所に余裕がある、かつ持ち運びはしないというのであれば、デスクトップパソコンの方が、コストを安く抑えることができます。

使用目的

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1番の基準である、パソコンの使用目的を明確にします。

家電量販店でも、パソコンを購入する際に、「お仕事で使われますか?Officeは使用されますか?」などを聞かれることが多いと思います。

パソコンの使用目的が文書作成やHP閲覧程度であれば、それほどスペックの高いCPUやメモリは必要ではありません。

しかし、必要以上に高いスペックを搭載してしまうと、お金を出しているはずのスペックを使いきれず、購入コストの無駄使いになります。

また、オンラインゲームや3Dモデリング、音楽制作を行う場合は、CPUに加え、16GB以上のメモリ、グラフィックボードが必要になります。
この場合は、お金をかけてでも、見合ったスペックを購入しないと、目的としている作業が、スムーズに進められません。
進められないどころか起動しない場合は、もはやパソコン自体を使用しない自体に陥ってしまいます。

購入の際は、必ず目的に合ったスペック選定をすることが重要です。

OSはWindowsのみ

BTOパソコンのOSはWindowsのみです。

しかし、Windows一択でも、Windiws 10 HOMEとWindows 10 Professionalをカスタマイズすることができます。

パソコンメーカー

パソコンを購入するメーカーを決めます。

BTOパソコンの初心者であれば、大手BTOパソコンメーカーの「Lenovo」や「パソコン工房」「マウスコンピューター」などが安心です。

カスタマイズで不安な点がある場合は、実店舗に行き、スタッフの方にアドバイスしてもらいながら購入できるということを選定基準にし、近くに実店舗があるメーカーを選ぶというのも1つです。

ちなみに私は「パソコン工房」でデスクトップパソコンとノートパソコンを購入しました

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プラスして購入したいと考えているものと、その理由

デスクトップPC用メモリ

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現在私は、デスクトップパソコンで8GB×2スロットデュアルチャンネルの計16GBです。
この状態で、音楽制作やUnityのようなゲーム作成ツールは、特に問題なく動いています。
しかし、そのうちメモリの増設が必要になると予想し、デスクトップ用のメモリを購入することも考えています。

それを見越して、BTOパソコン選定時に、追加でメモリスロットを差し込めることを条件にしました。

パソコンの動きが重たく感じられることがあれば、8GBのメモリを2枚追加して、合計32GBにしようと考えています。


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BTOパソコンを購入してよかったこと

パソコンの知識がついた

実は私、BTOパソコンを購入するまでは、家電量販店でスタッフの方に「一番いいやつください!」と言ってしまうほどのパソコン音痴だったのです。

しかし音楽作成とゲーム開発ツールのUnityをインストールするためには、ある程度のスペックが必要であり、しかし予算はかけられない‼
そこで、知人の勧めによりBTOパソコンを購入することに。

最初はパソコンに詳しい知人に1つ1つ教えてもらい、自分でも勉強を重ね、購入することができました。

カスタマイズをするときに、知識が必要となるので、「注文する」のボタンをクリックする頃には、自然と知識が身についていました。
この時知識や経験をもとに、次のBTOノートパソコン購入の際には、全て自分でカスタマイズすることができました。

今後、さらに上手にカスタマイズをすることが可能になるのかと、楽しみが増えました。

安く済んだ

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現在のパソコンのスペックで、メーカーパソコンとの価格を比較してみると、3万超ほどの差がありました。
というか、全く同じスペックというのは、メーカーパソコンには存在しないので、比較しようがないというのが真実ですが…

浮いた3万円で、ノートパソコン購入費用に回すことができました。
さらにノートパソコンもBTOパソコンにしたので、メーカーパソコンとの差額費用分が、さらに発生しました。

コストの良いサイクルが出来上がってますね!

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今回は初心者向けのBTOパソコンのお話でしたが、それでも初めてパソコンを購入される方には、難しいお話でしたね…

BTOパソコンを購入するには、やはりある程度の知識や、パソコンに触れたことのある方でないと、手を出しづらいと思います。
全くのパソコン初心者の方は、やはり家電量販店で専門知識を持つスタッフの方と相談しながらの購入が良いと思います。

ぜひ2台目以降のパソコン購入をお考えの方は、ぜひBTOパソコンを検討してみてはいかがですか?

自分がカスタマイズしたパソコンともなれば、愛着が沸き、周囲の人にも「このパソコンは私がカスタマイズした…」と言えば、デキる人認定間違いナシです‼

ぜひ、パソコン選びの選択肢としてBTOパソコンをおススメします。
(画像はPixabayより)